こんばんは、みみこです。


ワガミチさんは相変わらずの真顔で

にこりともしないので

その言葉が冗談なのか虚言なのか

私に対しての嫌味なのか

もうさっぱりわかりませんでした。



「時間は、あります…が…?」

お茶をしていた時間も

普通の2回目のお見合い時間としてはとても短く

正直「このくらいに帰宅かな」と

予想していたものより

まだだいぶ早い時間だったので

思わずそう答えてしまいました。



ただもちろん先ほどの地獄を忘れたわけではないので

答えながらも

『この未来のない2人はこれ以上
 同じ場所に居ても仕方ないのですよ…!』

という言葉をワガミチさんに届くように

頭の中だけで強く強く念じていました。



「お時間あるようで良かったです。
 では行きましょう」

私の呪いのような強い念は届くことはなく

ワガミチさんはそのままあっさりと

こちらの様子を伺うこともなく歩き出しました。


私はもうメンタルが瀕死というか

すでに死んで棺桶の中状態でしたので

何も発言をすることもなく

ただただドラクエのように

ワガミチさんのあとをついていくだけでした。



「着きました」

5分も歩いていなかったと思います。

その声に顔を上げた私の目に飛び込んできたのは

キラキラした二次元世界への入り口でした。



「あ…?アニ〇イト…!」

連れてこられた場所に驚きすぎて

思わず心の声が漏れてしまいましたが

幸いすでに入店していたワガミチさんには

聞こえていなかったようで安心しました。



ただここでひとつ断っておきたいことがあるのですが

私はアニ〇イトが嫌いなわけでも

このお店に来るであろう所謂オタクと呼ばれる人間のことが

嫌いなわけでは全くありません。

むしろ私も学生時代にこのお店にお世話になりましたし

今でもジャンプ作品は大好きでアニメも大好きです。

どちらかと言えば私もオタク寄りだと自分では思っていますが

にわかオタクという中途半端な存在かとも思うので

あまりそれを全面に出してはいないのです。



ただこの一応曲がりなりにも

「デート」に区分されたものの行き先が

アニ〇メイトだったことに少しびっくりしてしまったのです。



一瞬放心状態になってしまいましたが

とりあえずワガミチさんを探そうと入店したところ

すでにワガミチさんはレジへ並んでいました。

お目当てのものがあったのか

その表情は今まで見たことのないような

生き生きとしていて嬉しそうなものに見えました。



これで少しでも機嫌が直ってくれたり

さっきの私の奇行の記憶が薄れてくれたらいいなぁ…

なんてことを考えながら

ぼーっとワガミチさんの方を見ていると

その視線に気が付いたのか

会計を終えたワガミチさんがこちらに歩いてきました。



「僕の用事は終わりました。
 それでは帰りましょう」



=== 今日のつぶやき ===

ヤバイバル、今週も見入ってしまったー!
おもしろい♪
でも脇田さんが無視されるところはなんか辛過ぎた。
私も昔集団無視されたことあるから
テレビってわかってても悲しくなった。
しかもあんなに魚捕るのとか頑張ってるのに。
みんながテレビ放送しながら話すみたいな
YouTubeまで見ちゃって、もう完全に
ヤバイバルファン(笑)