こんばんは、みみこです。


私は入店して1歩しか足を進めていませんが

ワガミチさんはすでに退店するための1歩を

踏み出していました。



ワガミチさんにとって

私の気持ちも意志も言葉も存在も

何もかもが本当にどうでも良いものであると

何度目かの再確認をしました。


彼が今一番興味があり、心躍らせているのは

その大事そうに持っている袋の中身に対してだけなのです。



ワガミチさんはとにかく、カウンセラーさんに言われたこと

こうすると良いと勧めれたことやアドバイスされたことを

忠実にこなしていました。

私と話したいからお茶のあとにここに来たわけではありません。

そして私と行きたいところも特にないから

自分の行きたいお店に行って

自分の欲しかったものを購入したというだけなのです。




たしか今日した会話の中で

この辺りにはあまり来ないとワガミチさんは言っていました。

カウンセラーさんから住んでいる大まかな地域を

聞きましたが、そのあたりはあまり栄えていないし

アニ〇イトもないだろうから

今日はここに絶対来ること決めていたのだと思います。




ワガミチさんにとってきっと

今日は私と2回目のお見合いをした日というより

アニ〇イトでほしかった何かを買えた日という

記憶の方が強く残ることになるんだろうなと

その後ろ姿を見ながらぼんやりと思っていました。




お店から出て数歩進んだところで

ワガミチさんは振り返りました。


「今日はありがとうございました。
 楽しかったです。
 どうぞお気をつけて、帰ってくださいね」

言葉だけを聞くと本当に素敵な紳士のセリフなのですが

笑顔なく機械的な口調でこれを言われても

何だか最後まで虚しさが残るだけでした。




最後に別れるときにはこう伝えると

お相手の心証が良くなりますよとでも

アドバイスされているのでしょう。



確かめはしませんでしたが

絶対そうだろと思って私も無難な愛想笑いと

帰りの挨拶の言葉を口にして

最後のお見送りをしてお別れしました。



悪い人ではなかった。

むしろここまで人から言われたことを

守ろうとするなんてすごいし

その忠実さだけを見ると良い人なんだと思う。

別にこちらに攻撃的なことをしてくるわけでもないし。

沈黙に焦って変な言動をした私に対しても

怒りをぶつけたりもしないでいてくれたし。



でも。

でも。


ただただ私に、

何の興味も

もちろんほんの少しの好意も



とにかく



「何もなかった」



悲しくも武士道を貫く死ぬほどカッコ良い某剣士と

同じセリフをぽつりと呟きながら

背中を丸めて私はひとり、帰路へと着いたのでした。




=== 今日のつぶやき ===

担当のカウンセラーさんと最近話したときに
婚活に着ていく服のおすすめ聞いたら
雑誌は美人百花、洋服はアプワイザーリッシェと
ジャスグリッティーとかから清楚な感じのものを
選ぶと受けが良さそうかと思いますって
言われたから早速雑誌買って(ワガミチ子かよ)
みたら両ブランドともめっちゃ高いのねー!
スカートだけで2万円超え、トップスだけでも
1万5千円くらいする…ひえぇ~
それより安価なものではと紹介されたのでは
ミッシュマッシュとかマーキュリーデュオとかも
可愛いけど私にとってはそんなすぐぱっと買える
額ではないかも(貧乏)。
でもカウンセラーさん信者の私は諦めずに
メルカリとかセールで何かひとつは買いたい!