こんばんは、みみこです。


母親は娘の私から見ても

正直美人だと思います。

「若い頃似てるって良く言われたの~♪」

と自慢している親世代のトップアイドルと

本当に似ていたと知った時には衝撃を受けました。



そして母親はその美人な顔を持ちながら

人に可愛く甘える術を自然と身に着けています。

そしてそれがまた

女性からぶりっ子と揶揄されるようなそれではなく

いやらしさが全くないものだから

彼女は男性女性問わず

周りの人間からとても好かれているのです。




「お母さんはな、お父さんと出会ったときも
 モテモテで、同じゼミの男子の半数はお母さんの
 ことが好きだったんだ。
 だからお父さんは必至でアプローチしたんだぞ」



父親は恥ずかしげもなくそんな話を私に良くしました。

大学生の頃に母と出会い、順調に交際を続け

お互いが23歳のときに結婚したそうです。



そしてその話を聞きながら母親は

照れくさそうに、でも嬉しそうに

「お父さんだって女の子から人気があったんだから。
 だからお母さん、他の男の子とわざと
 仲良くしたりなんかして。
 お父さんが気にしてるのもバレバレだったのよ」

と目尻を下げて笑うのでした。




男性を惑わすかけ引きを

躊躇なく自然に行い

欲しいものを簡単に手に入れられるた母親。



「え、でもさ、お父さんも女子達から人気があったなら
 お母さん意地悪されたりしなかったの?」


「悪口言われたりしたこともあったと思うよ。
 でも気にしなかった。
 守ってくれる男子も居たし、友達もいたしね!」



まさに。

まさに。

母親は今で言うリア充。

カースト上級の女だったのだ。





だから母親には私の気持ちがわかるはずもない。

男性達から手に入れることを競われるような存在だったのだから。

今の私とまさに真逆の立ち位置にいた女性だったのだから。