こんばんは、みみこです。


沈黙を破ってくれたのは

切れ長の目に黒髪ショートヘアが良く似合う

和風美人という言葉が似合いそうなの素敵な女性でした。



「そうですね」

「すみません、最初の切り出し方がわからなくて黙ってしまって…」

「こちらこそよろしくお願いします」


第一声を発してくれた女性のおかげで

男性も女性も最初の言葉を口に出すことができ、私も

「私も緊張してしまって話し出せず申し訳ありませんでした。
 みみこと言います。
 本日はよろしくお願いします」

と若干どもりながらも皆さんに伝えることができました。




やはり、こういうときに先陣を切って

言葉を発することができる人は

そのあとも良い意味で目立ちますし、注目されることになります。


グループで話しをしている間ずっと

全員が和風美人さんの意見や答えを求めているのがよく分かりました。

話題を振ったり振られたり、席は真ん中ではないのに

その人は間違いなく話の中心にいました。



そんな中私はうまくグループトークに入ることができず

ただ焦りの冷や汗をかきながら

ぎこちない笑顔で相槌を打っているだけでした。



話に参加できているのかも微妙な感じなのに

相槌を打って良いのかもだんだんわからなくなってきて

でもここで笑顔と相槌すらやめてしまったら

私は本当にただの置き物、しかもブスの置き物という最低ランクの

物体になってしまう!それだけは避けなければいけないと

とにかく口角を下げないことを意識しながら

おおげさに首を上下させつつ

必死に机に身を乗り出していました。



ただ、その行動にも限界のときがやってきました。

リーダーシップを取ってくれている和風美人が座っているのが

私から見て左側から数えて2番目の席。

私が座っているのが1番右側の端の席。


だんだんとグループ全員で話しをするというより

トーク回しの上手な和風美人を中心に盛り上がるようになり

開始30分後には、和風美人と両隣の女性を含めて3人と

その正面に座る3人の男性だけで

話をすすめている状態になってしまったのです。

あとの2人のうちのもう1人の男性は

その3人の女性のうちで気に入った女性がいるようで

何とか話しについていこうと必死にいすを近づけ

身体の向きまで変えています。



その結果、私と私の正面にいる男性だけが

このグループの中でぽつりと孤立してしまったのです。